【FE風花雪月】引き継ぎなしルナティックをクリアしたので感想とか攻略とか【青ルート】
アップデートで難易度ルナティックが追加されてから約3週間、ちまちまやり続けてようやくクリアしました~! 青ルートの引き継ぎなし、勿論クラシックで。
この程度じゃ縛りのうちには入らないと思いますが、オンライン要素およびDLC不使用・意図的な稼ぎと吟味の禁止・仲間死者ゼロ は最後まで貫き通しました。
というわけで。配信からわりと日が経っていて旬を逃した感はありますが、感想と攻略情報を混ぜこぜにしたものを書いていこうと思います。
自分が青ルートでしかルナをやっていないので内容は基本的に青準拠です。
・序盤が一番キツい
まず全体を通しての難易度の話。
ファイアーエムブレムの高難易度ではもはやお約束みたいになってますが、今回のルナも序盤が吐くほどキツいです。こちらはまともな戦力が皆無なのに、敵はレベルが自軍の平均の倍くらいあるわいきなり武器スキル("○術Lv.△"ってやつ)Lv.5だわでほんと鬼。攻撃の命中率が良くて80%くらいで全然当たらないんですもん。しかも救済措置の天刻(ターン巻き戻し)の使える回数も少ないという。
そんな序盤の中でも特に危険な敵は弓+毒蛇で遠くからゴリゴリ削ってくるアーチャーと移動力が高くすり抜けで壁役をスルーして殴ってくる盗賊。 どっちも序盤中の序盤のザナドでの盗賊討伐(EP3)から何体も出てきて地獄を見せてくれます。
ザナド以降も、霧で見えないところから高ステータスの敵が突っ込んでくるロナート戦(EP4)や、ルナからの仕様である増援即行動の恐ろしさを教えてくれるマイクラン戦(EP6)など山場が目白推し。
とはいえ苦しい状況がずっと続くというわけではなく、グロンダーズ鷲獅子戦が終わったあたりからは自軍の戦力が整ってくることもあって(ルナにしては)だいぶ楽になってきます。……一部例外はありますが。
あ、でもラスボスはなんだかんだで難しいと思います。某暗夜のようにクリア条件の敵将だけ狙って速攻クリアというのも難しいマップ構造とボスの硬さですし。
ちなみにここまで言ったのは風花雪月のゲームシステムや強い要素をちゃんと理解しているのが前提なので、知識がない状態でプレイするとユニットの育成に失敗して詰む可能性も十分あるくらいには難しいです。
・おそらく最難関 夜明けの追討戦
先程言った通り基本やさしめな中盤でも例外的に異常な難易度をほこるステージ、それが5年後に入って最初の戦闘である夜明けの追討戦(EP14)です。
このマップは自学級のキャラしか使えず、育っていないユニットも勝手に戦場に出てくるので非常に戦いづらいのです。さらに始まる前の戦闘準備もできないので、直前の章をクリアしたときの状態や各ユニットの育成状況によっては最悪詰みかねないという恐ろしさ。
敵ユニットの一人を釣ると周囲の3~4人も一緒に動き始めるので、そいつらが主人公&級長ではなく育っていない味方の方へ行って死というパターンが多いです。
出てくる敵も厄介なアーチャーや盗賊ばかりなうえ、このマップから上級職が出始めるので本当に苦戦を強いられます。
元々ハード以下の時点でわりと難易度の高いステージでしたが、そこにルナ特有のインチキ染みた高ステータスと敵の多さが合わさり最強に見えるってやつです。
自分はやってませんけど、作中随一の強キャラである級長が使えない銀雪の章(=教会ルート)だと輪をかけて辛そうですね。セテスと二人とか考えるだけで嫌だ……。
・ハードまでで強かったものはルナティックでも基本的に強い。
キャラ、武器、兵種、スキル etc……みんな依然として強いです。まぁ難易度が上がるだけでゲームシステムの根幹は変わっていないので当然といえば当然なんですけど。
あえて言うなら斧殺しを持っている敵がそこそこいるので、斧自体と斧をメインに扱う兵種はちょっと使いづらくなりました。逆に格闘と弓は対応する殺しスキルを持つ敵が(自分が記憶している限りでは)存在せずハード以上に強いです。
・風花雪月は弓ゲー
ちょうど話題に出たので弓についてもっと詳しく触れましょう。
ハードからわりとそういう雰囲気は感じていたんですけど、ルナティックやって確信しました。風花雪月は弓がずば抜けて強い弓ゲーです。その要因は大雑把にわけて3つ。
まず射程2~3で攻撃できる戦技の曲射。射程が3以上ある敵は弓持ちと後半の魔法ユニットくらいなので、序盤から終盤まで大半の敵に対して反撃されることなく攻撃できます。弓技能をDまで上げれば誰でも習得できるので、使用者を選ばず使えるようになるまでの労力が皆無なのも強みです。
次に弓技能Cで習得するスキル近距離反撃。その名の通り距離1で攻撃された場合でも弓で反撃できるようになるものです。ヒーローズから本編への逆輸入らしいですが、これによって今までの作品で弓兵が抱えていた
敵
敵ヒ敵<助けて!エイリーク!
敵
のような敵に近接攻撃で殴られると何もできないという弱点を克服しました。
そして最後に弓をメインとする兵種――具体的にはアーチャー、スナイパー、ボウナイトです。これらには兵種スキル弓射程+1(ボウナイトは2)があり、ただでさえ長射程な弓がさらなる射程を得ることに。さらにスナイパーにはハンターボレーという速さに関わらず必ず二回攻撃できる曲射が専用戦技として用意されており、敵の速さがインフレしきっているルナではとても有用です。
・計略も凄い
弓と同じくらい強力なのが計略です。
各ユニットが1~2回しか使えないとはいえ、広範囲攻撃、ターゲットにさえ命中すれば他の範囲内の敵にも100%当たる、食らうと1ターンの間全能力デバフ+移動不可とやりたい放題。計略っていうより必殺技とかそういう名前の方が似合うレベルです。
ルナティックは敵の物量がエグいマップがわりと頻繁にあるので必要に迫られることも多いと思います。
ちなみに計略の命中率および回避率は魅力が関係していますが、魅力はお茶会をすることで1節につき2まで上げられるステータスだったりするんですよ。普通のお茶会は行動力を消費しますが、各キャラの誕生日祝いのお茶会はノーコストで行えます。面倒くさがらず積極的に参加して主人公の魅力だけでも上げておくと、命中運ゲーを緩和できるのでオススメです。
・ルナティックから有用になったものいろいろ
最後に、ハード以下では必要性が薄かったけどルナでは出世したものを挙げていきます。
① 応援スキル 一時的にステータスを上げてくれる。何回も言っているようにルナは敵のステータスがインフレしきっているのでボスにダメージを通したり敵を釣る時に有効。
② 戦技 特に序盤は通常攻撃では命中率が不安定になりがちなので、ハード以下ではほとんど使わなかった剛撃やスマッシュといった最初から覚えている戦技も多用することになります。
③ イグナーツ 固有スキルの命中+20のお陰で命中不安な序盤は滅茶苦茶強いと思われます。地味に計略にも補正が乗るので便利。中盤以降は……いつものイグナーツかなぁ。
④ 課題協力 序盤だと自学級の生徒だけでは回復役の数が足りないので、メルセデスやマリアンヌを引っ張ってくるとなかなか便利です。また、 邪道というか外道ですがわざと課題協力のユニットをHP0にしてロストさせることで五年後に敵として登場しないようにするというテクニックもあります。
⑤ 剣・槍 ハード以前だと近接は斧でOKでしたが、前述の通りルナでは殺し系のスキルを持っているユニットが多くいるのでそういうわけにはいきません。どの武器も最低一人は使用者を育成すると戦いやすいです。
こんなところですかね~。自分は今回のルナティックで風花雪月6周目なのでちょっと感覚がズレているかもしれませんが、記事が誰かの攻略の参考になれば幸いです。
そういえばやっと時間が空いたのでまだ書き終わってない兵種評価の続きを近いうちに書く予定です。
あとは気が向いたらルナティックのユニット評価でも書いていこうかと思います。
おわり